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【2015.6.26】H27.3月までの再生可能エネルギー導入量

経済産業省は、平成27年3月末時点の再生可能エネルギー発電設備の導入状況を取りまとめ公表しました。 3月に新たに認定を受けた再エネ発電設備は、1月末(106万kW)の8.7倍、2月末(361万kW)の2.5倍となる899万kWで、3月末時点で、固定価格買取制度(FIT)開始後の新規認定分の累計は8,768万kWとなった。3月の新規認定分の内訳は、非住宅太陽光が794万kW、風力が31万kW、バイオマスが50万kWのほか、住宅用太陽光が11万kW、中小水力が9万kW。地熱はゼロだった。 1月、2月の新規認定分は、非住宅用太陽光が66万kW、280万kW、バイオマスが24万kW、4万kWで、3月はそれぞれ大幅増となった。 一方、引き続き、非住宅用太陽光発電が順調に稼働を開始し、FIT開始後に新たに認定を受け稼働を開始した再エネ発電設備は、累計で1,876万kWとなった。 3月に新たに稼働した再エネ発電設備は、先月(90万kW)の約1.3倍となる115万kW。電源別にみると、非住宅用太陽光が96万kWで、住宅用太陽光が7万kWで、風力が4万kW、中小水力が3万kW、バイオマスが4万kW。地熱はゼロだった。太陽光で全体の約9割を占めている。非住宅用太陽光の毎月の新規導入量は、昨年11月以降、70万kW代を維持していたが、3月は90万kWを突破した。


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【2015.6.19】千葉県で日本最大級ソーラーカーポート

国光施設工業(東京都大田区)は、双葉電子工業(千葉県茂原市)の本社工場(千葉県・長生工場)の従業員用駐車場で、日本最大級のカーポート型メガソーラーを竣工させ、発電事業を開始した。 発電事業者は国光施設工業の100%子会社・国光エナジーサービス(東京都中央区)で、双葉電子工業より当該駐車場を太陽光発電事業の目的で20年間借り受ける形で実施する。 本システムは駐車場機能を損なわないため、システム設置後も双葉電子工業は従業員用の駐車場として利用を続けるので、通常の野立て(グラウンド)の太陽光発電事業と比べて土地の有効活用となる。さらに、太陽電池モジュールが屋根代わりとなるため、夏の強い日差しをよけて車内温度の上昇を防ぐ効果もあり、事業収入以外の副次効果も期待できる。


【2015.5.24】加西市水上メガソーラー発電所


兵庫県加西市にある逆池(さかさまいけ)において建設を進めていた「兵庫・加西市逆池水上メガソーラー発電所」が完成し、24日に竣工式を行ないました。兵庫県ではすでに、兵庫県加東市の高岡西水上メガソーラー発電所と、高岡東水上メガソーラー発電所の2カ所の稼働をスタートしていますが、今回の加西市水上設置型では出力規模が2.3MWと世界最大です。水上設置の太陽光は、設置後のメンテナンスなども一部で指摘を受けていますが、環境を阻害することなく、現状の環境を活用する形で再生エネルギーの発電所を建設することは、今後の普及活動においても有効だと思います。


【公園を活用したエネルギーステーションとしての防災取り組み】


先日、神戸にあるエネルギーステーションとしての太陽光発電を設置している市営公園に視察に行ってきました。太陽光パネル等は現在の250W~260W/枚の高出力タイプではありませんが早い時期から導入をしており、休憩場所ベンチ上の屋根としても機能しています。当協会も、営農型太陽光発電架台を活用したエネルギーステーションとしての太陽光発電の設置をより安価に建設できる取り組みを始めましたが、実際に公園等の市営地を活用できる確信が持てました。阪神淡路大震災以降、学校や公園などは避難場所にもなるので、こういった実例は貴重な財産ですね。


更新情報

2015.6.26・・2015年3月再生可能エネルギー発電設備導入状況